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 ウォール街【東京雑学研究会編】


§壁もないのに、なぜ「ウォール街」という?



ニューヨークウォール街といえば、銀行や証券会社、生命保険会社などがひしめきあい、ここが世界の金融の中心地といっても過言ではない場所。世界中の金融家たちの熱い視線が常に集まっている。
それにしても、どこを見渡しても壁など存在していないのに、なぜ「ウォール」なのか? この謎を解くには、この街の歴史をひも解いていかなければならない。
まだアメリカ合衆国が独立しておらず、オランダの植民地だった一六二四年のことである。オランダの西インド会社がニューヨークマンハッタンに駐在員を派遣し、やがて現在のウォール街辺りには約一〇〇〇人のオランダ人が住むようになった。これにより、当時この地区はニュー・アムステルダムと呼ばれていたのである。
ところが、この地区は平穏とは決して言えない場所だった。アメリカの先住民であるインディオが、いつ自分たちの土地を取り戻そうと襲撃をしかけてくるかわからないのである。
そこで、この地区を開いたペーテル・スツィフサントは、この地域を木の塀で囲って守ろうとした。
結局、インディオが襲ってくることもなく、壁は何の役にも立たなかった。そのまま放置された壁は一六五三年には腐って倒れ、その跡は農道のようになって残った。これが「ウォール・ストリート」と呼ばれるようになり、現在に至っているのである。
その後アメリカが独立し、一七五二年頃からウォール街ニューヨークの商人たちが集まるようになった。当時はまだ株式会社もない時代だから、この街にできた取引所では、トウモロコシと奴隷が商品となっており、現在のように証券街として栄え始めたのは一八三〇年代のことである。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

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  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










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