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					今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪) 
 ・12月(師走/December)
 ・19日
 ・木(Thursday)
 ・二十四節気
 ┣「大雪」から12日
 ┗「冬至」まで3日
 ・先負
 ・十支:庚(かのえ)
 ・十二支:寅(とら) 
 月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
 あかがい(たま) あかがい(たま)
- 貝類の握りダネの最高峰にして、江戸前の高級すしダネの一つ。冬、特に春先の産卵を控えた2月?3月が最高の食べごろ。潮っ気にほんのわずか血の気が混じった特有の香りを生かすため、酢で締めずに生のまま握るのが普通だ。一方であかがいの「好き」「嫌い」がはっきり二分されるのも、この香りがあればこそ。
 いわゆる「あかがい」は貝の足の部分。これを「たま」といい、外套膜の「ひも」と区別する。「たま」か「ひも」か、こちらも好みの分かれるところ。姿はもちろん、味も噛みごたえもまるで違い、これが同じ貝の身か、とさえ思わせる。そんなワケだから、両方いっぺんに食べるのが一番です。
 赤い血ゆえの独特の味
 内海や湾内の浅い泥底に棲み、低酸素などの悪条件にも強い。数ある産地のうちでも閖上(宮城県名取市の名取川河口に位置する地域)のものを最上とする。かつては東京湾でも良質のアカガイがよく獲れたという。
 身が赤いのは、ヘモシアニン系血液を持つ普通の貝類と違って、哺乳類と同じヘモグロビン系の血液だから。アカガイ特有のかすかな金っ気は、このヘモグロビン系血液のためだ。 

| 【出典】   | 東京書籍(著:坂本一男) 「 すし手帳 」 | 
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| すし手帳について | ||
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| この言葉が収録されている辞典 | 
すし手帳
 
							- 【辞書・辞典名】すし手帳[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】坂本一男
- 【書籍版の価格】1,512
- 【収録語数】90
- 【発売日】2008年8月
- 【ISBN】978-4487802371

 
	


 
										 
											














