見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・5月(皐月/May)
    ・20日
    ・月(Monday)
    ・二十四節気
    ┣「立夏」から14日
    ┗「小満」まで1日
    先勝
    ・十支:(ひのと)
    ・十二支:(み)
    月齢:15
    月名(旧歴日):望月/十五夜/天満月(あまみつつき)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 考古学②【こうこがく】



3 ファイバースコープで新発見が続出した「キトラ古墳」…考古学にも最先端科学技術が貢献
 近年の考古学研究には最新の科学技術が駆使され、さまざまな謎の解明に寄与している。しかも、これまでの遺跡調査は主に発掘調査であり、どうしても遺跡自体の破壊が伴ったが、現代の精密機器を使うことで、それが最小限に抑えられるようになったのである。
 キトラ古墳(奈良県高市郡明日香村)もそうだ。7世紀末から8世紀初頭のものとされるこの古墳に外から小さな穴を開け、そこからファイバースコープを通して石室内の様子を調査したのは、1983年のことである。このとき、石室の北部壁面に四神(中国で天の四方を守るとされる霊神)のうちの一つ、玄武の壁画が確認された。
 さらに1998年に再度調査をおこなったところ、新たに四神の白虎と青龍が、それぞれ西部壁面と東部壁面に見つかると共に、天井にはアジア最古級の天文図(星宿図)という画期的なものも発見されたのである。
 2001年1月にもファイバースコープが挿入され、南部壁面に残る朱雀も見つかり、我が国で四神すべてが揃う初の古墳となった。また、同年12月には文化庁が調査をおこない、先の天文図の北斗七星などの星々に、金箔が施されていると判明した。
 さらに撮影した画像を解析したところ、2002年1月、獣頭人身が1体描かれていることもわかった。背丈は約20センチ真っ赤な襟と茶褐色のヒダがついたコートを身にまとい、帯を締めているが、口は犬のように大きく、くっきり牙がのぞいている。人間ではない。東部壁面下に位置することから、おそらくこの怪物は十二支像のうちの「寅」ではないかと推定されている。とすれは、残り11体も描かれていた可能性が高い。
 いずれにせよ、発掘することなく、古墳内に壁画があり、なおかつそれが一級の文化財であることが判明したのは、現代科学の大いなる成果だといって良いだろう。
 なお、「キトラ」の名前の由来は諸説あるが、付近の地名「北浦」から来ているという説が有力である。

【出典】 日本実業出版(著:河合敦)
日本史の雑学事典

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 14625119
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:治安維持  大家  湯治  考古学①  

   


  1. ◆「考古学②」の関連ワード

  2. 治安維持

  3. 大家

  4. 湯治

  5. 考古学①


A D

日本史の雑学事典について
歴史上の人物の意外な素顔や、有名な事件の驚くべき真相などを掲載。 教科書ではあじわえない歴史の奥深いおもしろさ、たのしさが収録されています。
この言葉が収録されている辞典

 日本史の雑学事典


  • 【辞書・辞典名】日本史の雑学事典[link]
  • 【出版社】日本実業出版社
  • 【編集委員】河合敦
  • 【書籍版の価格】1,404
  • 【収録語数】136
  • 【発売日】2002年6月
  • 【ISBN】978-4534034137










関連辞典
日本史の雑学事典 日本史の雑学事典 日本史の雑学事典 日本史の雑学事典