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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
人は人吾はわれ也とにかくに吾行く道を吾は行くなり
- 【名言名句】
人は人吾はわれ也
とにかくに吾行く道を吾は行くなり
【解説】
自分が進むべき道をただひたすら歩みつづけた人の、確固たる信念を示す言葉である。彼は初期の著作『善の研究』において「知は愛、愛は知である」と書き、「我々が自己の好む所に熱中するときはほとんど無意識である。自己を忘れ、ただ自己以上の不可思議力が独り堂々として働いている。このときが主もなく客もなく、真の主客合一である。このときが知即愛、愛即知である」と説いている。この句は、西田が散策しながら思索にふけった京都、琵琶湖|疏水のほとり、「哲学の道」の中ほどにある石碑に刻まれている。
【作者】西田幾多郎
【生没年】1870~1945
【職業】哲学者
【出典】『遺墨集』
【参考】西田は、欧米の哲学思想の輸入や文献の研究をするのではなく、方法論だけをとり入れて独自の思想を構築していった。その後も厳しく真摯な姿勢で思索を続け、その境地は、東洋の文化に近代西欧の論理を超える哲学的根拠を与えたとも評される。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:青春の夢に忠実であれ 人の希望は初め漠然として大きく後、漸く小さく確実になるならひなり 人の一生は重き荷を負うて遠き路を行くが如し急ぐべからず 大地を一歩一歩踏みつけて、手を振っていい気分で、進まねばならぬ急がずに、休まずに
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141