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 日本の緑茶と中国の緑茶の違い



日本の緑茶は蒸気で蒸して、中国の緑茶は釜で炒って作る。

(1)日本の緑茶も中国の緑茶も、春先(多くの場合4月中旬~)から一番茶の茶摘みが始まる。(3)またそもそも「緑茶」とは、茶葉を全く発酵させないお茶のこと(※)であり、その定義の上からも緑茶の発酵度が0%であることは、日本緑茶も中国緑茶も変わりがない。

※ちなみに、緑茶とは逆に100%完全に発酵させたお茶を「紅茶」といい、発酵度が緑茶と紅茶の中間にあるお茶を「青茶(俗に烏龍茶)」という。では何が異なるのか?両者で異なるのは、茶葉の発酵を止める方法だ。

通常茶葉は摘み取った時から自然に萎れ自然に発酵していく(放っておいたら紅茶になってしまう!)。よって、緑茶を作るためには、茶摘み後すぐ茶葉を加熱して、その発酵を止めなければならない。この熱を加える方法が日本と中国で異なるのだ。すなわち日本緑茶は熱い蒸気で蒸し、中国緑茶は熱した釜で茶葉を炒ってその発酵を止める。

このため日本緑茶は茶葉の新鮮香(新緑の青々とした香り)がしっかり残っているのに対し、中国緑茶の場合、新鮮香以上に釜入り茶葉ならではのこうばしい香りがする。ぜひ機会があったら飲み比べていただきたい。

【出典】 Ea,Inc.(著:JLogos編集部)
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