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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
相撲【すもう】
- 大相撲といえば、行司が「ひがーぁしぃー、○○のぉーやまぁー」「にーぃしぃー、××のぉーうみぃー」などと東西に分けて紹介をするのが常識になっている。だが、この常識、昔は単純に「左」と「右」で分けていたという。その由来は平安朝にさかのぼる。当時の節せち会え相撲の時代には「左」「右」に分けられていただけだった。現在のように「東」「西」となったのは、江戸時代初期の一六五四(承応三)年からだという。しかもその当時は、きちんと出身地で近江国(現・滋賀県)以東の力士を東方力士、以西を西方力士と名づけて番付表をつくっていた。番付表は、東西の力士が幕下から幕内、大関、横綱まで、一枚の紙に名前が書いて収められている表のことである。独特の相撲文字で書かれており、力士だけでなく、行司や日本相撲協会関係者の名前も、階級に分けて一枚の紙にずらりと一覧表にしてあるものだ。この相撲の番付では、勝敗にはまったく関係がなく、常に東方が上位とされている。これは、その昔、「左」「右」に分かれていた時代の風習からである。縦書きにした場合、「左右」という言葉の上にあるのが左なので左が上位だったのに習い、「東西南北」の上にある東を上位にしたといわれる。ちなみに、番付表が一枚になったのは、江戸時代中期の一七五七(宝歴七)年で、それまでは東で一枚、西で一枚だったそうである。
昔は「東」「西」ではなく、「左」「右」だった
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305