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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
坂本龍馬【さかもとりょうま】
- 明治維新の立役者、坂本龍馬は、驚くべき先見性を持ち、剣術に長けた英雄というイメージが強いが、幼い頃には、およそ英雄らしからぬエピソードばかりが残っている。龍馬は裕福な家に生まれた末っ子である。両親や兄、姉たちにかわいがられ、お坊ちゃまとして育った。甘やかされたせいなのか、鼻を垂らした泣き虫で、いつも近所の子どもたちにからかわれていたようだ。勉強もからっきしダメで、塾も続かず、おまけに一四歳までおねしょが治まらなかったという。そんな龍馬が変化したのは、一二歳で母親が亡くなり、四歳年上の姉、乙女めが龍馬の教育をするようになってからである。乙女は母親代わりになって、読み書きや剣術を教えた。そして一八四八(嘉永元)年、一四歳になった龍馬を日根野道場に通わせたのである。これにより龍馬は大きく変化した。剣術が楽しくて仕方がなかったようで、一日中稽古に励みはじめた。その途端、おねしょはピタリと治まり、泣き虫も姿を消して、瞬く間に英雄らしき片鱗を見せはじめたのだ。もし龍馬が道場に通っていなかったら、日本の夜明けはなかったかもしれない。
一四歳まで「おねしょ」していた維新の立役者!?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305