-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
強制退去【東京雑学研究会編】
- 通りを歩くと海外の人の数がかなり増えている。東京も国際都市になったものだと感心することが多いが、そうなると多くなるのが不法入国、不法滞在だ。
そうした場合、警察は不法残留者を摘発し、本国に帰す処置をとる。これを強制送還と呼んでいるのだ。二〇〇二(平成一四)年に退去の手続きをとった外国人は、なんと四万一九三五人おり、そのうち不法入国者は八三八八人もいたとのことである。
さて、強制送還される場合、入国者を本国に帰す費用は日本が負担するのか。それとも、相手国が負担するのだろうか。
法律的には、送還の費用は国費負担ということになっている。しかし、これは基本的には本人が負担することが原則だという。大切な税金をそれに使うわけにはいかないからだ。しかし、実際は本国から日本に稼ぎに来ている場合がほとんどであり、費用をすいすい出せるわけではないことも容易に想像がつく。本人が払えないという場合には、その国の大使館に協力を求めることもあるそうだ。どうしてもそれがかなわない場合のみ、国費でも送還が行われるという。
§外国人の強制退去にかかる費用は誰が負担しているのか?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全 」 |
A D |
雑学大全について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全

- 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487799473