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 発掘【東京雑学研究会編】


§遺跡があると予想される場所では工事はできないのか?



土地つき一戸建ての夢をかなえようと、つましい生活を続け、やっと念願かなって土地を手に入れたのに、家を建てるのを待ってくれといわれてしまったら、ガッカリというくらいの表現ではすまないだろう。
役所は、その土地に遺跡がある可能性が出てきたので、調査が必要だから待てという。こうなると、どんなに腹が立っても待つしかない。文化財保護法で、遺跡があると予想される場所で工事を行うときは、先にどんな遺跡なのかを調べることと決められているからだ。
その発掘調査の結果、家が建てられなくなる場合もある。遺跡の重要度によっては保存されることになり、工事計画を変更したり、最悪の場合は中止したりしなければならないのだ。なにしろ埋蔵遺跡は国家の財産だから、国民は譲るしかないのである。
歴史のかなたに埋もれているのが遺跡だから、どこから何が出るかわからない。今も年間八〇〇〇件ほどの発掘調査が行われるが、その九五%がビルや道路工事の前に役所が行うもので、行政発掘と呼ばれる。
「遺跡なし」で片づく場合も多いが、万が一にでも「重要遺構あり」となって、学術発掘が行われることになると、学者たちが納得するまで掘り返すことになり、たとえビルの建設を中止しなくていいとしても、時期が大幅に遅れるはずだ。
建設業者の中には、工事中に思いがけず遺跡が見つかっても、報告すると工事計画を変更させられたり、中止を命じられたりの面倒が起こることがわかっているので、わざと破壊してしまう悪質なケースもあるという。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

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  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










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