-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
自動車保有台数【じどうしゃほゆうだいすう】
- 明治三二年にわが国に自動車が導入されて以来、車の保有台数は毎年着実に増加していった。それでも昭和二〇年の自動車保有台数(二輪車および小型特殊車両は除く)は、全国でまだ一四万台にすぎなかった。現在、全国一少ない鳥取県でも、四一・九万台の自動車を保有しているのだから、当時の日本がいかに車の少ない国だったかがわかる。アメリカはすでに、一世帯一台の時代であった。
だが、わが国も敗戦の痛手から立ち直ってからというもの、車の普及はめざましく、昭和二五年には三五・八万台、三〇年には九二・二万台、三五年は二三〇万台。この頃からモータリゼーションが始まり、昭和四〇年には七二四万台にまでなった。四五年(一八一六万台)、五〇年(二八三七万台)、六〇年(四五一五万台)、そして平成一〇年には七〇〇〇万台をも突破した。一世帯に一台以上の車を所有している計算になる。
自動車は乗用車より貨物車の増加が顕著で、昭和四〇年頃まで、貨物車は絶えず乗用車の三~四倍の保有台数を維持していた。だが、その後両者の差はジリジリと縮まり、昭和四五年にはついに乗用車(九二四万台)が貨物車(八八七万台)を抜き、一気にその差を拡大した。平成一二年時点では、乗用車は貨物車(二〇〇〇万台)の二・五倍以上(五一四六万台)を記録するまでになった。それだけ車が、一般家庭にまで浸透し、生活必需品になったという表われである。
都道府県別の保有台数は、東京都が当然一位だと思うだろうが、人口では東京、大阪、神奈川に次いで四位の愛知県が全国一位で、四四五万台を保有。二位が東京都(四一八万台)、三位神奈川県(三五七万台)、四位大阪府(三五五万台)、五位埼玉県(三五〇万台)の順である。
自動車の保有台数日本一の県はどこ?
【出典】![]() |
日本実業出版社(著:浅井 建爾) 「 道と路がわかる事典 」 |
A D |
道と路がわかる事典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
道と路がわかる事典

- 【辞書・辞典名】道と路がわかる事典[link]
- 【出版社】日本実業出版社
- 【編集委員】浅井 建爾
- 【書籍版の価格】1,620
- 【収録語数】255
- 【発売日】2001年11月
- 【ISBN】978-4534033154