『異所性妊娠（子宮外妊娠）(いしょせいにんしん（しきゅうがいにんしん）)』の意味と定義(全文)

無料辞書(68)
ベネッセ国語辞典
標準治療(寺下医学事務所)
東洋医学のしくみ
慣用句の辞典
故事ことわざの辞典
名言名句の辞典
四字熟語の辞典
四字熟語(日本実業)
カタカナ語の辞典
日本語使いさばき辞典
同音異義語辞典
暦の雑学事典
日本史の雑学事典
道と路がわかる事典
雑学科学～モノの技術
雑学科学～モノの技術2
焼肉手帳
すし手帳
喫茶手帳
イタリアン手帳
焼酎手帳
日本酒手帳
カクテル手帳
ワイン手帳
洋酒手帳
雑学大全
雑学大全2
旬のうまい魚を知る本
東京５つ星の鰻と天麩羅
東京５つ星の肉料理
東京５つ星の魚料理
東京５つ星の中国料理
東京５つ星の蕎麦
全国５つ星の手みやげ
全国５つ星の駅弁空弁
DIKO　仏和辞典
DIKO　和仏辞典
動画データベース
JLogos新語
時節柄セレクション
都道府県別情報
『介護』重要用語集
都市データパック(市章)
▼　この他の辞典も見る

今日のこよみ
・2019年(平成31年/猪) ・12月(師走/December) ・19日・木(Thursday) ・二十四節気 ┣｢大雪｣から12日 ┗｢冬至｣まで3日・先負・十支：庚(かのえ) ・十二支：寅(とら) 月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)

気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ

※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします送信

異所性妊娠（子宮外妊娠）【いしょせいにんしん（しきゅうがいにんしん）】: 　異所性妊娠（子宮外妊娠）は、受精卵が正常な着床部位以外に着床発育した状態で、時には激烈な下腹痛および出血性ショック症状を呈する、産婦人科領域の代表的な救急医療を必要とする疾患です。妊卵の着床部位により、卵管妊娠、卵巣妊娠、腹腔妊娠、頸管妊娠など（図）に分類されています。発生頻度は全分娩数の約1％（100人に1人）といわれており、その大部分が卵管妊娠です。危険因子として、子宮内膜症、骨盤内感染症（PID）、喫煙、排卵誘発剤、骨盤内手術既往、加齢などがあげられています。近年、性感染症（クラミジアなど）の増加や不妊患者に対する生殖補助医療の増加などにより、発生頻度が増えており、米国の統計ではここ10年間で4倍の増加を認めています。また生殖補助医療の普及により腹腔妊娠などの従来まれであった疾患も増加してきています。自然妊娠と生殖補助医療施行患者における部位別発生率を表1：自然妊娠と生殖補助医療における異所性妊娠の部位別発生率の違いを表１（表1：自然妊娠と生殖補助医療における子宮外妊娠の部位別発生率の違い）に示します。また従来は非常にまれ（3万妊娠に1人）であった子宮内外同時妊娠も、生殖補助医療施行患者では100妊娠に1人と、その危険性は著しく増加してきています。