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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
上げる・挙げる・揚げる・▽騰げる【あ・げる】
- 【一】(他下一)【1】上のほう、高いほうへ移す。【ア】〔上げる〕もとの位置から上のほう、高い所へ移す。「棚の上に―」「客を座敷に―」「顔を―」「棟を―」「腰を―(=仕事を始める)」「幕を―(=演劇を始める)」{対}降ろす・下げる 【イ】〔挙げる〕手を高い位置に移す。「わかった人は手を―」【ウ】〔揚げる〕空中高く位置させる。「旗を―」「たこを―」【エ】〔揚げる〕船から陸上に移す。「荷物を―」【オ】〔揚げる〕吸い上げる。「瓶の花が水を―」【カ】〔上げる〕神社・仏閣に供える。「お賽銭(さいせん)を―」【キ】〔上げる〕「やる」「与える」の丁寧語。「手紙を―」【ク】〔上げる〕〔動詞の連用形について〕相手に対しての動作を謙遜(けんそん)していう。「願い―」「あなたを存じ―」【ケ】〔動詞の連用形+「て」について〕「…てやる」の丁寧語。「本を読んで―」▽【ケ】はふつう仮名書き。【2】〔上げる・揚げる〕もとの程度・価値を高める。「速力を―」「公共料金を―」「気勢を―」「男を―」「月給を―」「腕を―(=上達する)」「子供を大学に―(=入学させる)」「能率を―」「―・げたり下げたり(=ほめたりけなしたり)」▽値段には「騰げる」も使う。【3】物事をすっかりし終える。【ア】〔上げる〕結果を得る。「仕事を―」「安く―」「成果を―」「教則本を―(=習い終える)」【イ】〔上げる〕〔動詞の連用形について〕動作を終わりまでする。「パンを焼き―」「論文を書き―」【4】〔挙げる〕かくれていたものを知らせる。【ア】検挙する。「犯人を―」【イ】並べ立てて見せる。示す。「証拠を―」「例を―」「候補者を―」【ウ】全部を出す。「全力を―」「町を―・げて応援する(=町の全部の力を集めて応援する)」【5】〔挙げる〕執り行う。始める。「結婚式を―」「兵を―(=兵士を集めて戦いを起こす)」【6】〔揚げる〕煮え立った油の中で熱して食べられるようにする。「てんぷらを―」【7】〔揚げる〕芸者・芸妓(げいぎ)を呼んで遊ぶ。【二】(自下一)〔上げる〕物がいっぱいになってくる。「潮が―(=潮が満ちてくる)」「胸が―・げそうだ(=吐き気がする)」
他下一/自下一
【出典】![]() |
ベネッセコーポレーション(著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「 福武国語辞典 」 |
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ベネッセ国語辞典 電子特別編集版

- 【辞書・辞典名】ベネッセ国語辞典 電子特別編集版[link]
- 【出版社】ベネッセ
- 【編集委員】樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄
- 【書籍版の価格】2,571
- 【収録語数】60,000
- 【発売日】-
- 【ISBN】-