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 はじめに



終了間際の決勝ゴールに、ソウルの歓喜が爆発した。わずか200キロ弱北にのぼったピョンヤンでは、UAEを圧倒した北朝鮮の攻撃力に国民が酔いしれた。中央アジアのオアシス都市タシケントでは、ハットトリックで祖国に初勝利をもたらした若きストライカーが一夜にして国民的英雄に祭り上げられた。一方そこから南西に1600キロ、高原の都市テヘランは、沈鬱な空気に沈んでいた。アラビア半島の砂漠のまっただ中にそびえ立つ、ベドウィン族のテントを思わせる「ファハド王スタジアム」では、1週間で2回もの劇的な逆転勝利に、真っ白な「トウブ(アラビア服)」姿で埋まったスタンドが喜びの踊りで沸いた。そのアラビア半島の東に浮かぶ小さな島国では、厳しい日程のなか、苦しみながらも「生き残り」の1勝を挙げたバーレーン代表に大きな拍手が送られていた。そこからインド洋もはるかな南半球巨大都市シドニーでは、早くもワールドカップ連続出場のカウントダウンにはいった。そして日本の首都東京の北、関東平野のほぼ真ん中に位置する埼玉スタジアムでは、中村俊輔のフリーキックがゴールに突き刺さった瞬間、5万7000人のファンが総立ちとなった…。◆アジアが沸騰している2010年6月11日から7月11日にかけて南アフリカで開催されるFIFAワールドカップ。その予選の経過に、アジア中が熱い視線を注ぎ、一喜一憂しているのだ。 アジアには、代表チームによる4年にいちどのAFCアジアカップがあり、クラブチームが毎年タイトルを争うAFCチャンピオンズリーグがある。しかしワールドカップ予選はまったくの別格だ。それは、アジアの人びとが心からサッカーを愛し、ワールドカップにかける思いも、世界のどの地域にも負けないほど熱いからだ。 何よりも結果が重要なワールドカップ予選。しかし予選は結果だけではない。それを戦うための準備、ピッチから離れたさまざまな戦い、ファンやメディアの心の持ち方…。ワールドカップを目指す戦いは、まさに総力戦だ。 本書は、東京新聞に連載中のコラム「サッカーの話をしよう」から、ワールドカップ予選をめぐる64の話を抜粋して構成した。2002年3月から2009年4月にかけての7年間に、日本代表はフィリップ・トルシエ(フランス)、ジーコ(ブラジル)、イビチャ・オシム(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、そして岡田武史(日本)と、4人の個性的な監督の時代を経験した。それぞれの時代にどんなことが起こり、日本のサッカーはどのようにして「世界」への足どりを進めたのか。そして日本のサッカーが目指す「世界の頂点」に立つために、これから先、何が必要なのか。本書が、そうした議論のきっかけになってくれれば、これ以上の喜びはない。

【出典】 あすとろ出版(著:)
ワールドカップ予選をめぐる64の話〜キーワード集

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