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 京都弁【きょうとべん】


反語的な言い回しに隠された京都人の本音



日本の首都といえば東京が当たり前と思っているのは関東人だけだ。京都の人にとっては、京都はかつての日本の首都として千年以上の歴史を持つ都。伝統と独特の地域性からか、京都人はある種のプライドを持っている。あえて文化を関東に合わせるつもりもないといった感じで、関東の人間には、ちょっとわからない言い回しや習慣がある。その一つが、「ぶぶづけ、どうどす?」。「ぶぶづけ」というのは、お茶漬けのこと。つまり、本来は、お茶漬けでもいかがですか? という意味なのだが、着物の似合う和風美人にこんなこといわれたからといって、「はい! もちろん! 喜んで!」などといってしまったら大恥をかくことになる。なぜかというと、これは京都の人にとってはまったく逆の意味。京都のお宅にお邪魔していて「ぶぶづけ、どうどす?」といわれたら、「そろそろ、私たちは食事をしたいのだから、帰ってほしいのだけど?」という意味なのだ。もともとの意味は、「うちにはお茶漬けくらいしか出すものがありません。こんな粗末な料理をお出ししてはお客様に失礼に当たりますので、どうぞその前にお引き取りください」というような、お客様への気配りとして生まれた言葉らしい。もちろん、この言葉は結構失礼な意味だから、京都でもそんなに日常的に使われるものではないが、京都の人の言葉には裏がある場合があるので要注意。ほかにも京都人の本音と建前は様々あるといわれるが、みんながそうだとは、もちろんいえないので、そこも要注意。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

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雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










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