見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 警察官人形【東京雑学研究会編】


§道路脇の警察官の人形にはモデルがいた!



雨の日も雪の日も、真夏の炎天下にも、同じポーズのまま道路脇にたたずむ警察官の人形。はじめて通る道路でこの人形を発見すると、今でもハッとするドライバーがいるかもしれない。
一時期は全国津々浦々にまで普及したこの警察官人形だが、はじめて登場したのは一九六七(昭和四二)年のことである。当時は、おそらくある程度のインパクトがあったことだろう。少しスピードをあげているドライバーは「ドキッ」とし、注意力が再喚起される。それである程度の効果はあったようだ。
現在では警察官人形は、新規に製造されていない。つまり、当時製造された生き残りがそのまま道路脇に立っているのである。四〇年近く、リニューアルすることなく「現場」で活躍しているのだから、十分モトは取ったとみるべきだろう。
さて、この人形にはれっきとしたモデルがいたという。警察官人形の第一号は、川崎市の高津警察署署長と宝化学という製造会社の社長が相談して作ったもので、モデルになったのは、当時、高津警察署に配属されていた現職の警官だった。
柔道四段、剣道五段の猛者で、身長一八〇センチ、胸囲九〇センチのがっちりした体型。ハンサムで勤務態度もまじめな模範警察官だったという。自分の優秀な部下がモデルとなって、全国各地に「派遣」されたわけだから、当時の高津警察署署長もさぞかし鼻が高かったことだろう。
しかしながら、警察官の男性は、人形のモデルになった四年後、警察を退職して、サラリーマンに転身したという。当時、彼は警察官人形を見てどのように感じたのか。残念ながら、公式記録は残されていない。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 12670293
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:K2  芸能デスク  勲章・腕章  クロワッサン  

   


  1. 雑学大全>そーだったんだ!>由来    >    警察官人形
  1. ◆「警察官人形」の関連ワード

  2. K2

  3. 芸能デスク

  4. 勲章・腕章

  5. クロワッサン


A D

雑学大全について
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全


  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
App store


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全 雑学大全 雑学大全 雑学大全