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 商店街【しょうてんがい】


門前町から発展した日本一長い商店街



その町の魅力は、どれだけ充実した商店街があるかにかかっているといってもいい。商店街とは、ある特定の地区に多くの商店が集まっている街路をいい、かつてはどの商店街も、その町一番の人出であった。だが、郊外に大型店ができると、商店街は潮が引いていくかのように、めっきり人通りも少なくなってしまった。その原因は、モータリゼーションの影響が大きいが、旧態依然とした商店街のあり方にも問題があった。その証拠に、魅力ある商店街に変身して、活気を取り戻した商店街も少なくない。
商店街の歴史は古い。京都の錦小路のように、平安時代からすでに存在していた商店街もある。城下町にも、市を中心に商店街が形成されていたし、伊勢神宮の参道や浅草寺の仲見世などのように、門前町から発展した商店街もあった。
現代でも、全国には数え切れないほどの商店街がある。長さが一〇〇mにも満たないものから、延々と続く商店街までさまざまだ。では、日本一長い商店街はどこにあるのか。
大阪市にある「天神橋筋商店街」が、日本一長い商店街なのである。天神橋筋は、天満宮の門前町として発展した歴史ある商店街で、天下の台所、大阪の胃袋を満たす天満市場も近くにあったことから、庶民的な盛り場として大阪きっての賑わいぶりであった。
だが、昭和初期には天満市場が移転したり、大型店の攻勢、さらには地下鉄と阪急の相互乗入れでターミナル性も失い、苦境に立たされた時期もあったが、魅力ある商店街を目指して巻き返しをはかっている。
天神橋筋商店街は、天神橋一丁目から六丁目まで、全長二・六kmにもおよぶアーケード商店街で、衣料品店をはじめ飲食店、娯楽場などが軒を連ねている。

【出典】 日本実業出版社(著:浅井 建爾)
道と路がわかる事典

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道と路がわかる事典について
"道を切り口に日本を旅する楽しみに出会う本。身の回りの生活道路の不思議から、古道の歴史、国道や高速道路、橋やトンネル、乗り物まで""道と路""に関する知識が満載。"
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  • 【辞書・辞典名】道と路がわかる事典[link]
  • 【出版社】日本実業出版社
  • 【編集委員】浅井 建爾
  • 【書籍版の価格】1,620
  • 【収録語数】255
  • 【発売日】2001年11月
  • 【ISBN】978-4534033154










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