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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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キリスト③【東京雑学研究会編】
- クリスマスは今や、年中行事の一つだ。キリストが生まれた日なのだが、実はこれ、違っているというから驚きだ。
新約聖書の「マタイ伝」によれば、キリストが生まれたときに「ベツレヘムの星」が現れて、東方の学者たちを厩に導いたとある。これは、キリストの奇跡談の一つである。しかし、それがいつだったか、日付は書いてないのである。
さて、この学者たちを導いたベツレヘムの星に注目し、天文学的にキリストの誕生日を割り出した人がいる。イギリスはシェフィールド大学の天文学者D・ヒューズ氏だ。
彼によると、キリストの誕生日は実は前七年九月一五日だという。
「ベツレヘムの星」が驚くほど明るく見えたのは、実は土星と木星が異常接近したためだ。これを天文学的にみると、八四〇年に一回だけ起こる現象で、それから逆算して、誕生日は九月一五日となるのである。
なぜ、一二月二五日がキリストの誕生日になったかといえば、それが冬至にあたっており、一年の変わり目としてキリがいいということがあったようだ。
とすれば、ケーキでお祝いするのもどうかと思うが、すでに祝日が一人歩きしているような状態だから、これはこれでいいのかもしれない。
§キリストの誕生日は一二月二五日ではない!
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全 」 |
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雑学大全

- 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487799473