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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
大数の法則【たいすうのほうそく】
- サイコロを転がすと、1から6の目のうちどれの目がでるかわからない。しかし、10回、20回とサイコロを転がすうちに、1から6のうちどの目も均等に出ることがわかります。このように転がす回数を増やせば、発生する目の数は一定になってきます。これを「大数の法則」といいます。
保険は、この「大数の法則」の考えに立脚して、偶然の出来事のように思われる保険事故(保険金を支払う事案)に対しても、全体として保険事故の発生する割合は一定である(予定している死亡率とほぼ等しくなる)として、保険料を設定しています。
なお、「大数の法則」が成り立つためには、サイコロの場合、歪みがなく1から6の目が均質に出来ていることが必要となりますが、保険の場合も、健康状態などがほぼ同じである集団となっていないといけません。そのため、生命保険の加入に際して、医師による診査、告知による健康確認、査定などの危険選択を行っています。
↑「大数の法則」は、スイスの数学者、ヤコブ・ベルヌーイが「推測法(1713年)」で提案しています。
【出典】 |
保険評論家:佐藤立志(著:佐藤立志(故)) 「 保険用語辞典 」 |
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保険用語辞典

- 【辞書・辞典名】保険用語辞典[link]
- 【出版社】Ea,Inc.
- 【編集委員】佐藤立志(故)
- 【書籍版の価格】
- 【収録語数】100
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