外国為替取引において、為替の直物相場・先物相場間のスプレッド(金利差)と二国間の短期金利の差との関係に生じた不均衡を利用し、短期資金の移動により利ざやを狙う取引を指す。近年では、より広くとらえ、主として金融機関等がその資金の運用において利子収益の増加を図るため、様々な市場の金利差を利用して、相対的に低金利の市場で資金を調達、相対的に高金利の市場で資金を運用することにより効率的な金融取引を目指す行為全般を指すことが多い。具体的には、長期物と短期物、現物と先物等の金利差を利用するケースがある。異なる市場における同時点の金利差又は価格差からの利益を狙うものであるため、予測の不確実性は低い。金利裁定取引には各市場の金利に連動性を持たせ、最終的に一定の水準に収れんさせる機能があるとも考えられている。